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着物リメイクの値段相場と料金比較|アイテム別の費用と選び方ガイド

和モダンインテリア帖 編集部 / 更新:2026-06-18
着物リメイクの値段相場と料金比較|アイテム別の費用と選び方ガイド
母から譲られた着物、たんすで眠ったまま。捨てるには惜しいけれど、リメイクっていくらかかるのか分からなくて手が止まる。私も帯クッションを作る前は同じところでつまずきました。

結論から言うと、洋服へのセミオーダーで小物5,300円〜、ワンピース18,000円〜が一つの目安です。これは事業者の公開価格で確認できます。

この記事では、アイテム別の値段、帯リメイクの相場、オーダーと持ち込みの違い、リメイク前のクリーニング費用まで、総額のイメージがつかめるように整理しました。買取と比べてどちらが得かも最後に触れます。

着物リメイクの値段相場を知ろう

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まず押さえたいのは、公的な統計に「着物リメイクの平均料金」は存在しないという点です。私が調べた限り、相場として使えるのは各社の公開料金だけでした。だから本記事では実在する価格表を軸に話します。

着物リメイクの料金は高いのか安いのか

高いか安いかは「何と比べるか」で変わります。既製の安い服と比べれば確かに高い。でも一点ものの手仕事で、思い入れのある生地を残せると考えると、私はむしろ妥当だと感じています。

キモノフクの記事には、百貨店で依頼すると「1着仕立てるのに10万円程度」と言われたという顧客の体験談が載っています。これは相場ではなく事例ですが、依頼先で価格幅が大きいことの裏づけにはなります。

アイテム別の価格帯と内訳

キモノフクのセミオーダー料金を一覧にしました。値段は「縫製の手間」にほぼ比例します。直線が多いスカートは安め、立体的なシャツやコートは高めです。

キモノフクのセミオーダー料金(公開価格)
いずれも税込・〜表記の最低価格。出典は本文記載のキモノフク記事
アイテム料金(〜から)
小物5,300円〜
バッグ5,000円〜
ブラウス14,500円〜
スカート15,000円〜
ワンピース・ドレス18,000円〜
パンツ18,000円〜
シャツ22,000円〜
コート26,000円〜

ハンドメイドのクリーマでは、着物リメイクオーダーが15,000円で出ている商品もありました。出品者が個人だと、同じワンピースでも事業者より安く出ることがあります。

帯リメイクの値段の目安

帯リメイクの値段は、作るものによって大きく振れます。帯地は厚くて張りがあるので、バッグやクッションなど形がしっかりするアイテムと相性がいい。私自身、正絹の帯地でクッションを作っていますが、芯の足し方ひとつで仕上がりが変わります。

洋服系の料金表だと、帯地を使った小物は5,000円台から、バッグも5,000円〜が一つの起点になります(前述のキモノフク料金より)。正絹の名古屋帯1本からバッグ1点とクッション2点くらいが取れる、というのが手を動かしての実感です。

依頼方法別の料金を比較する

同じ「ワンピースにする」でも、どこに頼むかで値段も仕上がりも違います。ここを混ぜて考えると予算がぶれます。私が見積もりを比べるときの観点で並べました。

依頼方法別の料金を比較する

オーダーの相場と仕上がりの違い

オーダーの相場は、事業者のセミオーダーで18,000円前後から。体に合わせて型紙を起こすフルオーダーは、これより上がります。仕上がりの安定感はオーダーが一番です。

持ち込みでリメイクする場合の費用

手持ちの着物を持ち込む場合、生地代がかからないぶん工賃が中心になります。ただし「持ち込み費用=工賃だけ」ではありません。後述の解き代・洗い代・送料が上乗せされることが多い。ここは見積もり時に必ず確認してください。

呉服店経由や簡易仕立ての価格

呉服店経由だと「三分間できられるキモノ」「ワンタッチきもの」のような、二部式の簡易仕立てを頼めます。安く早い反面、構造上どうしても無理が出て、だらっとした見た目になりやすいという指摘があります。

正直、きちんと着たい人に簡易仕立ては私は勧めません。普段にさっと羽織る用と割り切るなら有り、という距離感です。

依頼方法別の比較(同じワンピース製作を想定)
料金は本文記載の公開価格を起点にした目安。フルオーダーと簡易仕立ての具体額は事業者により異なるため要確認
方法料金の起点仕上がり向いている人
事業者セミオーダー18,000円〜安定・きれい失敗したくない人
フルオーダー要確認(上がる)体に合うこだわりたい人
個人作家(クリーマ等)15,000円例あり作家による安く一点ものが欲しい人
呉服店の簡易仕立て要確認ラフ手軽に羽織りたい人

リメイク前にかかる費用も忘れずに

見落としがちなのが、縫う前の費用です。ここを計算に入れないと「思ったより高い」になります。私もクッション用に古い帯を扱うとき、まず洗いから入ります。

リメイク前にかかる費用も忘れずに

クリーニング・メンテナンスの費用

長く眠っていた着物は、シミや匂い、折りジワがあるもの。リメイク前に丸洗いや解き(ほどき)が必要になることがあります。これが工賃とは別に発生します。具体額は生地の状態で変わるため、見積もり時に確認してください。

見積もりで追加料金が発生するケース

追加料金が出やすいのは次のような場合です。生地が傷んでいて補修が要る、裏地を新調する、芯やボタンなど資材を足す、遠方からの送料。持ち込みでも送料は意外と効きます。

静京では料金改定と、5/1から80日間限定の送料無料キャンペーンの案内がありました。送料の扱いは時期で変わるので、依頼直前に最新情報を見るのが得策です。

料金が高くなる・安くなる要因を解説

【京都アンティークフェア2025年10月】着物屋さん巡りのVlog/購入着物の紹介/Kyoto Antiqe Fair/ワンランク上の着物リメイク教室
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同じ着物でも値段が倍近く変わることがあります。理由が分かれば、予算を下げる打ち手も見えてきます。

価格差が生まれる理由

高くなる主因は、立体縫製の手間、補修や裏地の追加、フルオーダーの採寸・型紙。安くなるのは、直線中心のデザイン、生地が良好でそのまま使える、個人作家への依頼です。手間の量がそのまま値段、と覚えておけば大きく外しません。

リメイクに向く着物・向かない着物

向くのは、傷みが少なく、柄が大きめで映える生地。帯地は張りがあるのでバッグや小物に強い。向かないのは、生地が裂けかけているもの、薄手で力がかからない部位に使えないもの。私の経験上、シミが広範囲だと洗い代がかさみ、結局割高になります。

自分でリメイクする場合の費用と道具

安く済ませたいならDIYも選択肢です。ただし「安い=楽」ではない。ここは正直に書きます。

自分でリメイクする場合の費用と道具

DIYにかかる材料費の目安

生地が手持ちなら、追加でかかるのは資材だけ。ミシン糸、接着芯、ファスナーやボタン、クッションなら中材。小物1点なら材料費は数百円〜千円台で収まることが多いです(手持ちのミシンがある前提)。道具をゼロから揃えるとミシン代が一番大きい。

業者に頼むかDIYかの判断基準

私の線引きはこうです。クッションやブックカバーなど直線縫いの小物はDIYで充分。体に沿う服は業者に出す。失敗したら戻せない一点ものの着物なら、最初から業者に出します。生地が貴重なほどDIYのリスクが上回る、これが本音です。

失敗しない業者の選び方とチェックポイント

せっかくの着物を任せるなら、ここは慎重に。料金表だけで決めると後悔します。比べるべきは「総額」と「対応」です。

失敗しない業者の選び方とチェックポイント

見積もり依頼時の注意点

見積もりを取るときは、工賃のほかに解き代・洗い代・裏地代・送料が含まれるかを必ず聞く。料金表の「〜から」は最低価格です。自分の着物だといくらになるか、写真を送って具体額をもらうのが確実です。

失敗事例・トラブルの回避方法

よくあるつまずきは、仕上がりイメージの食い違いと、追加料金の後出し。回避するには、完成イメージの写真を共有し、見積もりを書面でもらうこと。納期も口頭で済ませない。これだけでトラブルはかなり減ります。

完成までの期間・納期の目安

キモノフクは製作期間の目安を4〜6か月ほどと案内しています。一部アイテムでは12か月ほど待つ場合もあると記載があります。急ぐ予定があるなら、半年前には動き出すのが安全です。

リメイクと買取・処分はどちらが得か

着物リメイク 羽織から帯へリメイクする費用はいくら?【着物ライフのお悩み解決】
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全部を残す必要はありません。残すもの、手放すものを分けると、お金も気持ちも整理できます。

費用対効果の比較

思い入れのある一着はリメイクで手元に残す。価値があるが着ない着物は買取に回す。状態が悪く需要もないものは処分。リメイクは費用が出ていく代わりに「使える形」が残ります。値段だけでなく、その後ずっと使うかで判断するのが私の基準です。

リメイク後の活用例と着用シーン

服ならワンピースやコートで普段使い、帯地ならバッグやクッションで部屋に置く。私は名古屋帯をクッションに仕立てて和室に置いていますが、来客の反応が一番いいのがこれです。畳の上で帯の柄が映える。眠らせるより、毎日目に入る形にするのが一番得だと感じています。

着物リメイクの値段に関するよくある質問

検索でよく一緒に調べられる疑問に、公開価格をもとに短く答えます。

着物リメイクの値段に関するよくある質問

よくある質問

着物リメイク料金とは?
縫製の工賃を中心とした費用です。事業者のセミオーダーで小物5,300円〜、ワンピース18,000円〜が公開価格の目安。解き代・洗い代・送料が別途かかることがあります。
着物リメイクオーダー相場とは?
公的な平均値はなく、各社の公開価格が手がかりです。セミオーダーで18,000円前後から、個人作家のクリーマでは15,000円の出品例もあります。フルオーダーはこれより上がります。
帯リメイク値段とは?
帯地を使った小物は5,000円台から、バッグも5,000円〜が起点です。帯は張りがあるためバッグやクッションに向きます。作るものによって幅が出ます。
着物リメイク持ち込み費用とは?
手持ち着物を持ち込むと生地代はかかりませんが、工賃に加えて解き代・洗い代・送料が乗ることがあります。送料は時期で無料キャンペーンがある場合もあるため、依頼前に確認を。
着物リメイク価格はどこで安くなりますか?
直線中心のデザイン、生地が良好でそのまま使える場合、個人作家への依頼で抑えられます。逆に補修や裏地新調、フルオーダーは上がります。

まずは手元の着物を1枚選び、写真を撮って2〜3社に見積もりを出してみてください。総額が見えれば、リメイクか買取かの判断もすぐ決まります。

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和モダンインテリア帖 編集部

帯・着物リメイクの製作経験 ・ 和ファブリックの取り扱い ・ 和モダンの内装コーディネート
帯リメイククッションを製作・販売する運営者。商品は実物を撮影し、サイズ・素材を確認して掲載しています。

帯や着物を仕立て直した一点もののクッションを作りながら、和室・和モダンの部屋づくりを発信しています。素材は実際に手に取った正絹の帯地。仕立ても自分たちの手で行い、写真も実物を撮影しています。

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